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日本古典随筆の研究と資料

龍谷大学仏教文化研究叢書19

糸井通浩 編

  • 体裁
    A5判・口絵2・本文480頁
  • 刊行年月
    2007年03月
  • ISBN
    978-4-7842-1349-8

カバーなど書籍の外装に多少の汚れ・傷みがございますのでご了承ください。

内容

龍谷大学図書館が所蔵している、日本の古典随筆に関する伝写本を悉皆調査した研究プロジェクト「古典随筆伝写本の研究」の成果。
『枕草子』『徒然草』雨森芳洲『交隣提醒』についての研究論文7篇に加え、重要と思われる古典随筆伝写本5本を翻刻紹介する

目次

■研究編■
『枕草子』耳伝――猫の耳の中――(安藤徹)
『枕草子』格子考(東望歩)
『枕草子』「三月ばかり物忌しにとて」段の構成意識――〈評価すること〉と〈評価されること〉との対比から――外山敦子)
『枕草子』の語法――時の助動詞を中心に(一)――(糸井通浩)
龍谷大学蔵徒然草伝写本について(木村雅則)
徒然草の近代――文学史記述をめぐって――(朝木敏子)
雨森芳洲『交隣提醒』(山嵜泰正)

■資料編■
龍谷大学本『枕草子』(零本)翻刻・解題(忠住佳織)
龍谷大学図書館所蔵『徒然草 平忠重伝写本』翻刻(木村雅則)
龍谷大学図書館蔵『たはれ草』翻刻(万波寿子・糸井通浩・雨森正高)
『たはれ草』諸本の校合(雨森正高・糸井通浩)
龍谷大学本『四季物語』翻刻・解題(外山敦子)

あとがき
執筆者紹介

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