キンダイニイガタニオケルキリストキョウキョウイク

近代新潟におけるキリスト教教育

新潟女学校と北越学館

本井康博 著

  • 体裁
    B5判・312頁
  • 刊行年月
    2007年12月
  • ISBN
    978-4-7842-1382-5

カバーなど書籍の外装に多少の汚れ・傷みがございますのでご了承ください。

内容

前著『近代新潟におけるプロテスタント』につづく、初めての本格的な新潟教会通史三部作の2回目。多彩な新潟教会の活動の中から、前回は直接伝道に焦点をあてたのに対し、今回は重要な側面としてキリスト教教育に焦点をあてることで、新潟教会がこの地で果たしてきた歴史的役割の一端を解明する。

目次

 
 はじめに

 第一章  軌跡
  一  新潟におけるキリスト教主義教育の軌跡
  二  新潟県キリスト教史の黄金期
  三  聖友女学校

 第二章 新潟女学校
  一  越後における成瀬仁蔵の」教育活動
  二  新潟女学校のカリキュラム変容
  三  邂逅にまつわる秘話
  四  一八八六年十一月開校説
  五  宣教師が見た新潟女学校

 第三章 北越学館
  一  私立新潟英学校から北越学館へ
     --阿部欽次郎と増子喜一郎をめぐって--
  二  北越学館仮教頭・内村鑑三の誕生
     --留学帰国から新潟赴任まで--
  三  北越学館事件
  四  宣教師が見た北越学館
  五  D・スカッダー書簡に見る北越学館事件
  六  北越学館事件に関する六つの英文資料
  七  ふたつの北越学館事件
     --内村鑑三・松村介石、そしてアメリカン・ボード
  八  松村介石と北越学館
  九  北越学館創立百周年を迎えて

 第四章加藤勝弥 ・俊子
  一  新島襄と加藤勝弥
     --北越学館をめぐって--
  二  内村鑑三と加藤勝弥
     --北越学館事件を めぐって--
  三  加藤勝弥と「恐ろしき経験」(鑑三)
  四  加藤勝弥ノート
     --永眠六十年(一九八一年)の時点における--
  五  加藤俊子と女子独立学校
     --カルヴィニズムと職業教育--

 おわりに

 旧縞(タイトル・掲載誌)一覧表

 人名索引

 

紹介媒体

  • 同志社タイムス

    2008年1月15日

    記事

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