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定価
2,530 円(税込)
本体 2,300円
在庫状況:
在庫あり(美本なし)
ブンガクノナカノコウコガク
文学のなかの考古学
定価
2,530 円(税込)
本体 2,300円
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在庫あり(美本なし)
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体裁四六判・308頁
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刊行年月2008年09月
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ISBN978-4-7842-1430-3
内容
文学と考古学との接点を求めることは、方法の異質性からこれまで行われてこなかった。本書は、考古学の分野を研究する著者が、小説や古典芸能などに描写された考古学的要素や、それらの背景となった歴史的あるいは文化的な背景について、考古学的に接近を試みる。小説や随筆、詩、俳句、川柳、そして古典のようないわゆる文学だけでなく、古典芸能や民話、民謡なども広義の文学として取り扱い、文学と考古学の間に生まれる新たな可能性を提示する。図版多数。
目次
はしがき
Ⅰ ものとこころ
史的世界としての民話と民謡
『風土記』『万葉集』の生活と習俗
『枕中記』『古鏡記』の物と人
考古学から読む『おもろそうし』
漢詩のなかの信仰と技術
Ⅱ いきものとひと
国木田独歩『鹿狩』に歴史を読む
芥川龍之介作品のなかの考古学
犬と猿の文学と考古学
鯨の文学・考古学と日本文化
俳句と川柳の遺跡と遺物
北の大地の考古学的風景
Ⅲ くらしとくふう
菱と栗の文芸と生活史
『鉢かづき』と『山椒大夫』の考古学背景
狂言と能の考古学的世界
西鶴作品にみる江戸時代のくらしと地域観
『東海道中膝栗毛』の生活誌
災害と記録と考古学と
あとがき/図版一覧/索引(遺跡・史料名・事項・人名)
紹介媒体
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中外日報
2008年10月25日
中外図書室(読書週間特集②)
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『古代文化』第60巻第3号
2008年12月30日
書棚