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東アジア経済史研究 第1集

中国・韓国・日本・琉球の交流

大阪経済大学日本経済史研究所 編

  • 体裁
    A5判・344頁
  • 刊行年月
    2010年02月
  • ISBN
    978-4-7842-1498-3

内容

日本における研究を発信するだけでなく、世界、アジアにおける研究情報を系統的に取り込み、データーベース化し国際的な研究の発展と交流を目指して行われた第1回東アジア経済史研究会「近世・近代の東アジア経済史研究」(2007年大阪経済大学日本経済史研究所主催)。本書は、その報告を基にした10篇を収録し、東アジア史研究のさらなる発展の芽を宿すものである。

目次

漢代財政監督に関する研究 (朱?・貴・哈爾浜商業大学経済史研究所所長)
中国漢民族居住地域における宗族集住の地域差 (王詢・東北財経大学経済学院院長)
近世日本中国朝鮮における貨幣経済化比較史試論(岩橋勝・松山大学経済学部教授)(李紅梅・松山大学大学院研究員)
砂糖菓子からみた近世日中間の境界領域(熟美保子・大阪経済大学日本経済史研究所研究員)
近代日清関係の形成― 一八六〇~七〇年代― (閻立・大阪経済大学経済学部准教授)
ミシンのグローバル性と東アジアの衣服産業 (岩本真一・大阪経済大学日本経済史研究所研究員)
植民地期共同体の規範の移植―朝鮮の山林管理と日本の入会制度― (李宇衍・落星臺経済研究所研究委員)
第一次世界大戦と朝鮮貿易 (宋圭振・高麗大学校亜細亜問題研究所HK研究教授)
天津と仁川を通じてみた開港場貿易の発展と近代都市の成長 (姜京洛・江南大学校副教授)
購買力平価による日中韓経済比較 (梁?瓶玉・大阪経済大学日本経済史研究所研究員)

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