【日本図書館協会選定図書】
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ニュウモン ナラエホンエマキ
入門 奈良絵本・絵巻
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体裁B5判・126頁
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刊行年月2010年08月
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ISBN978-4-7842-1531-7
著者・編者略歴
いしかわ・とおる…1959年生. 慶應義塾大学文学部教授. 文学博士.おもな著作に『室町物語影印叢刊1~40』(三弥井書店,2000-2010年)『魅力の御伽草子』(三弥井書店,2000年)『落窪物語の変容』(三弥井書店,2001年)『室町物語と古注釈』(三弥井書店,2002年)『慶応義塾図書館像 図解御伽草子』(慶応義塾大学出版,2003年)『奈良絵本・絵巻の生成』(三弥井書店,2003年)『御伽草子 その世界』(勉誠出版,2004年)『魅力の奈良絵本・絵巻』(三弥井書店,2006年)『広がる奈良絵本・絵巻』(三弥井書店,2008年)『奈良絵本・絵巻の展開』(三弥井書店,2009年)
内容
奈良絵本・絵巻とは、室町時代後期から江戸時代中期にかけて、手作りで作られた彩色絵入りの絵本や絵巻で、今までその全容や成り立ちなど不明確な点が数多くあった。
本書は飛躍的にすすめられた研究成果をふまえて、思文閣美術館(京都市)において開催される「奈良絵本・絵巻の宇宙展」(平成22年8月28日~11月7日)の展覧会図録。元禄年間に京都で活躍した女性絵師・居初つなの存在を明らかにした作品も収載。御伽草子から王朝物語、軍記物語、歌集、日記、随筆、幸若舞曲、仮名草子など広範にわたる奈良絵本・絵巻の世界を、簡単な解説とカラー写真でご紹介する、入門ガイドブック。
目次
Ⅰ期 天正頃以前(黎明期) ~1595年頃 4点
Ⅱ期 慶長頃 (絢爛期)1595年頃~1625年頃 8点
Ⅲ期 寛永頃 (生産期)1625年頃~1655年頃 8点
Ⅳ期 寛文頃 (最盛期)1655年頃~1685年頃 36点
Ⅴ期 元禄頃 (終息期)1685年頃~1715年頃 40点
Ⅵ期 享保頃以降(末裔期)1715年頃~ 7点
紹介媒体
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『月刊美術』2010年11月号
2010年11月20日
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