テンリュウジモンジョノケンキュウ

天龍寺文書の研究

原田正俊 編

  • 体裁
    A5判・カラー口絵4頁・712頁
  • 刊行年月
    2011年05月
  • ISBN
    978-4-7842-1571-3

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内容

●京都嵯峨の名刹・天龍寺の古文書は、仏教史・寺院史のみならず多数の朝廷・幕府発 給の文書、荘園関係文書を含み、政治史・社会経済史研究に必須の文書群である。

●第一部には鎌倉時代~慶長5年の中世天龍寺関係文書および関連諸塔頭文書を翻刻・掲載、第二部には研究編として解説・論考を収録する。

●編者を中心とした「天龍寺文書研究会」の約10年におよぶ研究成果。

目次

第一部 文書編

天龍寺文書(天龍寺・臨川寺・宝篋院文書)
 鎌倉・南北朝時代  300通
 室町時代       265通
 戦国時代        82通
 織豊時代       152通
 
 付録 関連諸塔頭文書
  寿寧院文書       5通
  某院(寿寧院)文書   1通
  真乗院文書      23通
  慈済院文書       5通
  妙智院文書      15通


第二部 研究編

天龍寺文書の構成と内容(原田正俊・関西大学教授)
天龍寺・臨川寺・善入寺の所領について(地主智彦・文化庁美術学芸課文化財調査官)
天龍寺・臨川の寺辺・近傍所領(玉城玲子・向日市文化資料館学芸員)
世良親王遺領と臨川寺の創建(中井裕子・関西大学大学院博士後期課程)
天龍寺塔頭寿寧院の文書と所領(楞野一裕・尼崎市教育委員会学芸員)
戦国・織豊期の天龍寺諸塔頭について(伊藤真昭・善隆寺住職・大谷大学非常勤講)
重書案文の骨子目録
  
文書目録/所蔵者別目録/索引(人名・地名)

紹介媒体

  • 「中外日報」

    2011年6月23日

    中外図書室

  • 「ヒストリア」第230号

    2012年2月

    山田 徹

    新刊紹介

  • 『日本歴史』第773号

    2012年10月

    山家浩樹(東京大学史料編纂所教授)

    書評と紹介

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