内容

「新島ワールド」のコンシェルジェ(案内人)と自他ともに認める著者が、話し言葉でその魅惑的世界を紹介する入門書の第8冊目。「ビーコンヒル」とは、新島襄がアメリカ留学時拠点とした、古都ボストンの地域の名前。本冊では、新島ゆかりのボストンを語り、複眼で捉えた新島像を提示する。

目次

はじめに

ビーコンヒルの小径-新島襄と「会衆派ワールド」-
  コラム①人種解放運動の拠点(ビーコンヒル)

アメリカン・ボード二百年-同志社とミッション-
  コラム②タバナックル教会(マサチューセッツ州セイラム市)

同志社の宣教師たち-初期の七人をめぐって-
  新島襄のことば(1)「美徳を以て飾りと為す」

牧師としての新島襄-アメリカン・ボードと同志社教会-

W・T・セイヴォリー船長-新島襄を助けた三人の船長(1)-

H・S・テイラー船長-新島襄を助けた三人の船長(2)-
  コラム③H・S・テイラー船長の墓

A・バートレット船長-新島襄を助けた三人の船長(3)-
  コラム④歴代の海員ホーム
  新島襄のことば(2)“O God!”(最初の祈祷文)

W・S・クラークと新島襄-二足のワラジを履いた人-
  新島襄のことば(3)「真之自由教会ト自由教育を得セしめよ」

札幌農学校と同志社-リベラル・アーツ教育のパイオニア-
  新島襄のことば(4)「我が大学の空気は自由なり」

新島記念館からクラーク記念館へ-B・S・クラークの忘れ形見-
  コラム⑤クラーク記念館の「クラーク」

アーモストとウィリアムズ-宿命のライバル姉妹校-

イェールと同志社-N・ポーター学長と新島襄-

同志社カレッジソング百年-新島襄とW・M・ヴォーリズ-
  新島襄のことば(5)「武士の思ひ立田の山紅葉」


おわりに

索引

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