近世京都の雑色は、所司代・町奉行の下にあって、町代と並ぶ行政の支柱となった役人であったが、とくに警察権の行使にあたった点で注目される。上雑色・下雑色・見座・中座の組織をもち、悲田院年寄・穢多年寄を支配した。
本記録は上雑色五十嵐氏の諸記録と、下雑色小島氏の留書(日記)をおさめたもので、「雑色要録」の欠落部分をみたすとともに、牢屋敷における日常の生活・管理の様子を具体的にうかがうことのできる第一級の史料である。
待望の第三巻(最終刊)
定価
15,400 円(税込)
本体 14,000円
在庫状況:
在庫あり
キョウトゾウシキキロク3
京都雑色記録 第3巻
京都大学史料叢書9
定価
15,400 円(税込)
本体 14,000円
在庫状況:
在庫あり
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体裁A5判上製函入・372頁
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刊行年月2012年11月
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ISBN978-4-7842-1627-7 C3321
内容
目次
小島氏留書3(安政5年)
五十嵐氏記録
洛中下賜銀并雑色参内供奉覚書
雑色警固覚書
知行米納庭帳
雑色要録稿本
金棒由緒并制禁覚書
年貢米・地口米覚書
刑法官勤書 ほか
解題・索引
紹介媒体
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「解放新聞」
1014年10月20日
紹介