(こやま としき)1976年広島県福山市生。京都大学文学部(日本史学専攻)卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。立命館大学文学部講師などを経て、現在、帝京大学文学部史学科専任講師。
主要論文:「『協力内閣』構想と元老西園寺公望」(『史林』84巻6号、2001年)、「吉野作造の二大政党論」(関静雄編著『「大正」再考』ミネルヴァ書房、2007年)など。
関連書籍
ケンセイジョウドウトセイトウセイジ
憲政常道と政党政治
近代日本二大政党制の構想と挫折
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体裁A5判上製・384頁
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刊行年月2012年11月
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ISBN978-4-7842-1662-8
著者・編者略歴
内容
近代日本の政治史上において、「憲政の常道」とはいかなる意味をもったのか――。
本書では、戦前二大政党論の形成と展開、そして崩壊について描き出し、日本の二大政党政治が抱える諸課題を提示する。
戦前日本において、二大政党制の導入に込められた理念とは何か。二大政党制をめざす政治家やメディアの戦略とは。そして政党政治の崩壊と二大政党制の関係は、どのようなものであったか。これらの視角から、「憲政の常道」と日本の政党政治をとらえなおす。
目次
序論 近代日本における「憲政の常道」の意味
第Ⅰ部 大正政変期における二大政党論の構築
第一章 日露戦後における二大政党論の形成
第二章 対外硬派の二大政党論
第三章 吉野作造の二大政党論
第Ⅱ部 憲政常道論の形成と展開
第四章 「憲政常道」と「政界縦断」
第五章 政党内閣期の憲政常道論
第Ⅲ部 憲政常道と二大政党政治の崩壊
第六章 「協力内閣」構想と元老西園寺公望
第七章 憲政常道の崩壊と元老西園寺公望
結論 近代日本における二大政党政治の構想と挫折
あとがき
人名索引
紹介媒体
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「東京財団」ウェブサイト
2013年3月26日
村井良太(駒澤大学法学部准教授)
書評 記事へのリンク
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『藝林』第63巻2号
2014年10月
菅谷幸浩(亜細亜大学非常勤講師)
新刊紹介(書評)
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『年報政治学』2014-Ⅰ
2014年6月
清水唯一朗(慶應義塾大学准教授)
書評
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『日本歴史』第790号
2014年3月
土川信男(埼玉大学准教授)
書評と紹介
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『史学雑誌』第122編5号
2013年5月
中西聡(名古屋大学教授)
「回顧と展望」(近現代・総説)
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『選挙研究』第29巻1号
2013年6月30日
若月剛史(学習院大学非常勤講師)
書評
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『年報政治学』2013-Ⅱ
2014年1月
小川原正道(慶應義塾大学教授)
「2012年学界展望」(政治史・日本)
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『エコノミスト』
2013年3月12日
井上寿一(学習院大学教授)
歴史書の棚 Book Review
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「朝日新聞」朝刊
2012年12月23日
読書面(扉)
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『藝林』第63巻2号
2014年10月
菅谷幸浩(亜細亜大学非常勤講師)
新刊紹介(書評)