日本産業技術史学会は、産業技術に関する歴史について調査・研究を促進し、その成果を社会に還元することを目的として、1984年7月に設立された。産業研究の各分野、経済学、人類学、日本史、工学等の広範囲の専門家による学際的交流の下で、産業技術史研究の基礎確立を目指す。本誌はその研究発表の場。
定価
2,200 円(税込)
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ギジュツトブンメイ35
技術と文明 35
18巻2号
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2,200 円(税込)
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体裁B5判並製・116頁
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刊行年月2014年05月
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ISBN978-4-7842-1753-3
内容
目次
■日本産業技術史学会第29回年会シンポジウム報告■「技術立国日本の再検証」
特別講演:キャノンにおける独自技術開発と知財戦略―複写機開発を例に―(田浪和生)
わが国における自動車用鋼版の開発と発展(臼田松男)
ホンダの一次サプライヤーの長屋生産方式とは―海外進出当初の量産化に向けた工場運営について―(出水力)
農業機械工業に見る「ものづくり」(堀尾尚志)
シンポジウム「技術立国日本の再検証」を司会して(後藤邦夫)
■論文■
岩倉使節団が見たソルテア(玉川寛治)
博多祇園山笠舁き棒の取り付け方および構造的変遷について―北部九州一円にみる山車との比較考察(松内紀之・石村眞一)
1930~40年代における日本の35ミリ精密カメラ開発(森亮資)