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著者・編者略歴

 

いまだ・せつこ…ノートルダム清心女子大学名誉教授

きよし・あや…食文化研究家

内容

 各地に根づいたふるさとの食べもの。そのバラエティの豊かさも、和食の魅力の一つである。
 全国に広がるさまざまな和食は、どこが違ってなにが同じなのか。どのように現代に息づいているのか。
 シリーズ8冊目では、郷土食について考える。

■担当編集者より■
 個人レベルでもこまごま違う食習慣ですが、地域単位となると、だいぶ大きな違いが生まれます。その物珍しさが、さまざまな食が溢れる現代でも十分通用するものであることは、B級グルメなどご当地食が観光資源として活用されていることからも(本書でもいくつかご紹介いただいています)、疑いようがありません。
 これから郷土食を使ってどんなことができるでしょうか。斜陽を叫ばれることも多い「伝統」文化ですが、意外と郷土食の未来は明るいかもしれません。

目次

はじめに
 
一 普段の食べもの
 (一) 食材料の段取り
 (二) 各地の多彩な飯料理と麺料理
 (三) 主要な副食であった多彩な漬物
 (四) 用途が広い魚の漬物

二 祝い事の食べもの
 (一) 正月雑煮
 (二) 祭りや祝い事のすし
 (三) 祝い事のなかの大衆魚
   
三 仏事の食べもの
 (一) 先祖を供養する「盆」の食べもの
 (二) 人々が寄り合う「講」の食べもの

おわりに

紹介媒体

  • 『学校給食』68巻9号

    2017年9月1日

    紹介

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