本書は、地域史・政治史・社会経済史・文化史、さらに文学・芸能・音楽・民俗ほか幅広い分野の研究に資するという視点で神社史料の有効活用・研究の深化普及を目的として結成された神社史料研究会の研究成果より、賀茂信仰について特集する。
【担当編集者より】
神社・社家所蔵・架蔵の神社史料を研究素材に、26年続けられてきた研究会の成果論集で、このたびはおもに祭神、建築、社頭絵図、儀礼についての論考が収められています。口絵には「賀茂御祖神社絵図」(京都国立博物館所蔵)、「鴨社頓宮図」(宮内庁書陵部所蔵)、「賀茂別雷神社境内絵図」(賀茂別雷神社所蔵)を収録。京都とは歴史的にかかわり深い賀茂信仰についての研究書は、意外にも見当たりませんので、必要の場合は、迷わずご参照ください。
定価
8,580 円(税込)
本体 7,800円
在庫状況:
在庫あり
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神社史料研究会叢書Ⅵ
定価
8,580 円(税込)
本体 7,800円
在庫状況:
在庫あり
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体裁A5判上製・258頁
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刊行年月2020年05月
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ISBN978-4-7842-1978-0
内容
目次
はじめに(橋本政宣)
賀茂社祭神とその歴史的変遷(嵯峨井建)
建築と祭儀から見た賀茂社本殿の意義(黒田龍二)
賀茂御祖社社殿の変遷(京條寬樹)
鴨社古図(賀茂御祖神社絵図)と賀茂社御参籠(樋笠逸人)
上賀茂社の忌子(森本ちづる)
上賀茂神社競馬会神事の儀式次第の変遷(山本宗尚)
賀茂下上社の雨乞いと朝廷の祈雨再興(間瀬久美子)
「御棚会神事と賀茂六郷」補遺(宇野日出生)
あとがき
研究会記録
執筆者一覧
紹介媒体
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「神社新報」
2020年9月21日
加瀬直弥
新刊