広報誌(鴨東通信)

新刊・既刊案内のほかに、毎号ゲストの人柄がにじむ楽しいトーク「てぃーたいむ」を掲載。

その他、中堅・若手研究者による「ミレニアル世代の研究レシピ」など多彩な執筆陣による論考・エッセイなどを収録しています。

 

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No.119 2024/9

●日常語のなかの歴史32
おおばんぶるまい【大盤振舞】(桃崎有一郎)

 

●てぃーたいむ
民衆史を基軸に全体史を構想する(上川通夫)

 

●エッセイ
日本中世における「東海」地域の一体性とその特質(水野智之)
徳川幕臣団と江戸の金融システム(末岡照啓)
床の間に好適な一幅とは―雑誌『美潢界』を読む(多田羅多起子)
謎の国王と髭の関係(平川信幸)

 

●ミレニアル世代の研究レシピ6
マンガの夢、テクノロジーの夢(陰山涼)

 

●史料探訪80
高山彦九郎遺墨(上嶋悟史)

No.118 2024/4

●日常語のなかの歴史31
おふくろ【お袋】(清水翔太郎)

 

●特別寄稿
「ことばを書く」こと「文字を書く」こと―『石川九楊全作品集』を自評する(石川九楊)

 

●てぃーたいむ
歴史に埋もれた女性たちの声を聴く(中世日本研究所〔モニカ・ベーテ/パトリシア・フィスター〕× 舘野まりみ)

 

●エッセイ
失われた作品をめぐる美術史(苫名悠)
歴史ブームの中の「武士」と「貴族」(野口実)
釈迦成道の階梯の表象(田中健一)
業平のひげ―『伊勢物語 造形表現集成』刊行によせて(藤島綾)

 

●ミレニアル世代の研究レシピ5
「通事」からみる東アジア国際関係史(張子康)

 

●史料探訪79
如意輪観音菩薩坐像(山田美季)

No.117 2023/9

●日常語のなかの歴史30
ごとうち【御当地】(篠﨑佑太)

 

●てぃーたいむ
通史なき時代をどうとらえるか―『摂関・院政期研究を読みなおす』の刊行に寄せて(有富純也、佐藤雄基)

 

●エッセイ
研究史の世代間共有について(大島真理夫)
エジソンのキネトスコープ『京都祇園新地芸妓三人晒布舞ノ図』の謎―『近代京都と文化―「伝統」の再構築』こぼれ話(冨田美香)
『戦時下の〈文化〉を考える―昭和一〇年代〈文化〉の言説分析』刊行に寄せて(松本和也)
知行論からのささやかな展望(高野信治)

 

●ミレニアル世代の研究レシピ 4
ロシア帝国仏教の偽史言説のかなた―「兄弟」としてのミハイル・ロマノフとヌルハチ(井上岳彦)

 

●史料探訪78
『ウェブスター大辞典』を抱え持つ三宅艮斎―東京大学総合研究博物館蔵「三宅一族コレクション」より(西野嘉章)

No.116 2023/4

●日常語のなかの歴史29
じゅうはちばん/おはこ【十八番】(金智慧)

 

●てぃーたいむ
染織品に導かれて四〇年―日本人の「装い」を見つめて―(河上繁樹)

 

●エッセイ
思想史研究の面白さ(前田勉)
鈴木大拙と縮小社会(山田奨治)
『明治維新と大衆文化』の刊行に寄せて(瀧井一博)
絵巻を出版するにあたって(長村祥知)

 

●ミレニアル世代の研究レシピ 3
大江匡衡との再会(鈴木蒼)

 

●史料探訪77
戒めの画か、神像か―「徳川家康画像」の謎―(薄田大輔)

No.115 2022/9

●日常語のなかの歴史28
げすい【下水】(市川秀之)

 

●てぃーたいむ
仏師快慶の魅力に迫る―なぜ快慶の仏像は人々を魅了するのか―(山口隆介)

 

●エッセイ
村上春樹と学芸員人生(尾﨑信一郎)
ヴュルツブルクのシーボルト(堅田智子)
帝国の維持と滅亡―中国、唐の場合―(新見まどか)
未紹介の造内裏関係史料―写本に恩返しされた話―(新井重行)

 

●ミレニアル世代の研究レシピ 2
Back to the 大いなる幻影(福島可奈子)

 

●史料探訪76
双柏文庫の肖像画「石井利延像」「石井利昌像」(仁方越洪輝)

No.114 2022/4

●日常語のなかの歴史27
おぼろづき【朧月】(玉澤春史)

 

●てぃーたいむ
今、ジャポニスムを考える
(高木陽子・村井則子・高馬京子・藤原貞朗)

 

●エッセイ
護法善神(伊東史朗)
『1873年ウィーン万国博覧会―日墺からみた明治日本の姿』刊行に寄せて(宮田奈奈)
書をめぐるカンバセーション―『現代美術史における前衛書のリポジショニング』刊行に寄せて―(宮津大輔)
消えゆくメキシコ漫画の歴史と資料保護―メキシコのイストリエタ博物館―(アルバロ・エルナンデス)

 

●ミレニアル世代の研究レシピ 1
「永遠の都」から「日本皇帝の城下」へ─あるポルトガル人司祭の旅路を追って─(阿久根晋)

 

●史料探訪75
二河白道図(郷司泰仁)

No.113 2021/10

●日常語のなかの歴史26
せいばい【成敗】(木下竜馬)

 

●てぃーたいむ
『校訂原本古画備考』が生まれるまで―継承される江戸の学知―
(北野良枝・玉蟲敏子・鶴岡明美)
●特別寄稿
『校訂原本古画備考』の発刊を祝う(辻惟雄)

 

●エッセイ
源信という多層性と源隆国(荒木浩)
刺繡に魅せられて―調査小咄と京都の魔力―(松原史)
中世後期の守護をめぐる共同研究を終えて(川岡勉)
「硫黄大名」と「銀大名」(鹿毛敏夫)

 

●史料探訪74
若狭町熊川区の山車の見送り幕(川波久志)

No.112 2021/4

●日常語のなかの歴史25
にっしょく【日食】(川本慎自)

 

●てぃーたいむ
洋学史研究の未来のために(青木歳幸・海原亮・松方冬子)

 

●エッセイ
古典になったマルセル・デュシャン(平芳幸浩)
占領下京都の「接収住宅」事情(大場修)
山車と山・鉾・屋台-『山・鉾・屋台の祭り研究事典』刊行に寄せて-(福原敏男)
戦後プリントデザイン資料博捜記-『キモノ図案からプリントデザインへ』刊行雑感-(牧田久美)

 

●リレー連載(6) 先読み! 2030年の人文科学
儚いもののアーカイヴ化(北村紗衣)

 

●史料探訪73
大久保長安所用帽子(仲野義文)

No.111 2020/9

●日常語のなかの歴史24
やつはし【八橋】(大口裕子)

 

●てぃーたいむ
万博学への招待(佐野真由子・市川文彦・増田斎)

 

●エッセイ
日本史研究者が史料の英訳から学んだこと-「日本史史料英訳ワークショップ」参加記-(佐藤雄基)
世紀末フランス人がみた『日本書紀』(平藤喜久子)
鳥居博士の「お洒落」と『拔記帳』(石井伸夫)

 

●リレー連載(5) 先読み! 2030年の人文科学
より広い関心に応える研究環境の実現(永崎研宣)

 

●史料探訪72
二条城行幸図屛風(実方葉子)

No.110 2020/5

●日常語のなかの歴史23
まがさす【魔がさす】(近藤瑞木)

 

●てぃーたいむ
創造された歴史、解釈された神話-日本書紀成立1300年にむけて-(斎藤英喜・山下久夫)

 

●エッセイ
名所「左富士」の成立(片平博文)
琉球人がマラッカで買った酒(中島楽章)
韓国に残る近代日本の痕跡(鄭銀珍)
復元模写のその先-模本からの復元を考える-(阪野智啓)

 

●リレー連載(4) 先読み! 2030年の人文科学
「私塾」が拓く(かもしれない)未来(師茂樹)

 

●史料探訪71
浅井忠《武士山狩図》(和田積希)

No.109 2019/9

●日常語のなかの歴史22
わふく【和服】(岩本真一)

 

●てぃーたいむ
寺院遺跡からよみとく列島の古代(菱田哲郎・吉川真司)

 

●エッセイ
即位礼の装束(佐野真人)
木がない島の環境史とコロニアリズム(米家泰作)
トプカプ宮殿の魅力(ヤマンラール水野美奈子)
賀茂信仰における忌子(森本ちづる)

 

●リレー連載(3) 先読み! 2030年の人文科学
「あの子を解き放て!あの子は公共財だぞ!」(福島幸宏)

 

●史料探訪70
国際商品へと展開した御用陶器〝薩摩錦手″-薩摩焼の明治維新-(深港恭子)

No.108 2019/4

●日常語のなかの歴史21
そそう【粗相/麁相】(朴珉廷)

 

●てぃーたいむ
絵画史料でよみがえる琉球王国(豊見山和行・藤田励夫・外間政明)

 

●エッセイ
共同研究「植民地帝国日本における知と権力」を終えて(松田利彦)
彷徨わない幽霊(小山聡子)
五条坂の地域史と研究の隙間(木立雅朗)
井戸から考える天神さんの神仏習合(佐々木創)

 

●リレー連載(2) 先読み! 2030年の人文科学
「知の世界」への入り口をつくる(丸川雄三)

 

●史料探訪69
豊臣秀吉を支えた小出秀政―直轄地支配の担い手―(大澤研一)

No.107 2018/10

●日常語のなかの歴史20
レタス【萵苣】(須田満)

 

●てぃーたいむ
社会からみえる天皇制 天皇制からみえる現代(高木博志・田中智子・福家崇洋)

 

●エッセイ
作品調査の魅力(河田昌之)
農学者と風土(土井浩嗣)
「ムラの戸籍簿」を作る(花田卓司)
余は如何かにして『御堂関白記』研究者となりし乎(倉本一宏)

 

●リレー連載(新) 先読み! 2030年の人文科学
美術史研究の情報共有(江村知子)

 

●史料探訪68
能の絵画化―『〔絵入謡本〕』「あふひの上(葵上)」の挿絵をめぐって―
(長田あかね)

No.106 2018/5

●日常語のなかの歴史19
いち【市】(長澤伸樹)

 

●てぃーたいむ
近代数寄空間を煎茶文化でよみとけば(尼﨑博正・麓和善・矢ヶ崎善太郎・武藤夕佳里)

 

●エッセイ
ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」を知るために(江原絢子)
茶の湯空間からの近代(桐浴邦夫)
ある地方大学の国際シンポジウムの舞台裏(藤原貞朗)
デザインの150年(岡達也)
春の吹雪に北米大陸開拓を思う(ウェルズ恵子)

 

●史料探訪67
英一蝶筆「大原女図」―市井の人に寄り添う画趣(八反裕太郎)

No.105 2017/9

●日常語のなかの歴史18
かよう【火曜】(中島和歌子)

 

●てぃーたいむ
どうせ期待されていないのだから。(井上章一)

 

●エッセイ
明治天皇のダイニングホール-赤坂仮皇居と「食」の宮中外交(今泉宜子)
カラーとモノクローム-広告史の狭間で(竹内幸絵)
香を聞きながら(濱崎加奈子)
ビタ一文の歴史学(高木久史)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究26
トルコの宮殿を彩る明治日本美術工芸品(ジラルデッリ青木美由紀)

 

●史料探訪66
戦後大阪マンガ界の痕跡-小寺鳩甫・酒井七馬・手塚治虫(雑賀忠宏)

No.104 2017/4

●日常語のなかの歴史17
えほう【恵方】(梅田千尋)

 

●てぃーたいむ
『御堂関白記』が〝記憶”する栄華―藤原道長の実像にせまる
(大津透・池田尚隆・磐下徹・黒須友里江)

 

●エッセイ
「海賊」行為が切りひらくもの―近代ベトナム美術の場合(二村淳子)
台湾茶文化探訪記(王静)

 

●特集:150周年!日欧交流の夜明け
日本・デンマーク文化交流史の諸相―明治時代(長島要一)
1867年パリ万国博と日仏交流―ジャポニスムの端緒(寺本敬子)

 

●史料探訪65
徳川慶喜への不満―大政奉還と渋沢栄一(関根仁)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究25
オリンピックは日本文化の救世主か(前﨑信也)

No.103 2016/9

●日常語のなかの歴史16
ようじょう【養生】 — 渡邊智子(千葉県立保健医療大学教授)

 

●てぃーたいむ
園城寺の仏像をたずねて - 福家俊彦(園城寺(三井寺)執事長)
- 寺島典人(大津市歴史博物館学芸員)

 

●本づくり温故知新
版元集う京都の和紙問屋の先駆け - 森田和紙

 

●エッセイ
死と生の不思議な関係 - 樋口章信(佛教大学非常勤講師)
「誓願寺門前図屏風」を歩いてみると - 西山剛(京都府京都文化博物館学芸員)
お金のリアリティ - 安国良一(住友史料館副館長)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究24
台湾の東洋美術専門書店から - 民谷伊左子(汗牛書店〈東洋美術専門書店@台北〉副総経理)

 

●史料探訪64
千里ニュータウンとバスオール - 五月女賢司(吹田市立博物館 学芸員)

No.102 2016/7

●日常語のなかの歴史15

ねったいや【熱帯夜】 — 中牧弘允(文化人類学者)

 

●てぃーたいむ

売茶翁の引力 — ノーマン・ワデル(大谷大学名誉教授)

 

●本づくり温故知新

美術印刷文化のアーカイブ 芸艸堂

 

●エッセイ

和食の基本は、だしにあり — 後藤加寿子(料理研究家)

高野山の「箜篌」 — 中安真理(京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター特別研究員)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究23

世界のなかの神道研究 — ジョン・ブリーン(国際日本文化研究センター教授)

 

●史料探訪63

任官雑例抄 — 長村祥知(京都府京都文化博物館学芸員)

No.101 2016/4

●日常語のなかの歴史14

ばんちゃ【番茶】 — 中村羊一郎(民俗学者)

 

●てぃーたいむ

人の記録が示すもの―アーカイブズを学ぶ― — 大友一雄(国文学研究資料館・研究部・研究主幹)

 

●本づくり温故知新

奈良時代から続く「経師」が現代で伝えるものは 大入

 

●エッセイ

比較史に救われ、個別実証に生きる — 木下光生(奈良大学文学部准教授)

天皇か、徳川か―慶応4年の政権選択 — 宮間純一(国文学研究資料館准教授)

「いけばな」と「花道」 — 井上治(京都造形芸術大学准教授)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究22

日本思想史研究の国際化のために — 竹村英二(国士舘大学21世紀アジア学部教授)

 

●史料探訪62

谷文晁一門・舩津文渕「四季草花図小襖」

鶴岡明美(昭和女子大学准教授)
多田文夫(足立区立郷土博物館学芸員)
小林優(足立区立郷土博物館学芸員)

No.100 2015/12

『鴨東通信』100号の刊行にあたって - 田中大(株式会社思文閣出版代表取締役社長)
●本づくり温故知新
コロタイプ工房から美の継承者へ - 便利堂
●思文閣出版 思い出の一冊(読者アンケート結果)

No.99 2015/9

●日常語のなかの歴史13

てらこや【寺子屋】 — 木村政伸(新潟大学教育学部教授)

 

●てぃーたいむ

これまでの万博、これからの万博 — 中牧弘允(吹田市立博物館館長)
 — 石川敦子((株)乃村工藝社経営企画部チーフ)
 — 佐野真由子(国際日本文化研究センター准教授)

 

●万博がもたらしたもの4【最終回】

万博の人びと - 佐野真由子

 

●エッセイ

『神話・伝承学への招待』のために - 斎藤英喜(佛教大学歴史学部教授)

訪書の余禄 - 髙橋昌彦(福岡大学人文学部教授)

“大空に架かる虹”のひとかけら―『響きあう東西文化 マラルメの光芒、フェノロサの反影』の刊行に寄せて― - 宗像衣子(神戸松蔭女子学院大学文学部教授)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究21

カタルーニャの「俳句の一日」 - 田澤佳子(大阪大学・関西大学講師)

 

●史料探訪61

那波素順の習静堂詩 - 川﨑博(美術史研究家)

No.98 2015/7

●日常語のなかの歴史12

まきえ【蒔絵】 - 木村法光(元宮内庁正倉院事務所保存課長)

 

●てぃーたいむ

紫煙は世界をめぐる - 鈴木達也(国際パイプ・アカデミー理事/日本パイプクラブ連盟名誉会長)

 

●万博がもたらしたもの3

名古屋とソウルのあいだには・・・・・・ - 井上章一(国際日本文化研究センター教授)

 

●エッセイ

近世日本の銅 - 今井典子(もと住友史料館研究員)

水は誰のものか - 小野芳朗(京都工芸繊維大学副学長)

裸の王様とトマスと職人-『角倉一族とその時代』刊行にあたって- - 森洋久(国際日本文化研究センター准教授)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究20

日本のマンガをめぐる言説 - 石毛弓(大手前大学現代社会学部准教授)

 

●史料探訪60

釈迦十六羅漢図-「苦行」の釈迦像と泉湧寺の宋式儀礼 - 西谷功(泉湧寺宝物館 学芸員)

No.97 2015/4

●日常語のなかの歴史11

てらまち【寺町】 - 登谷伸宏(京都橘大学助教)

 

●てぃーたいむ

中国南北朝隋唐陶俑の世界 - 小林仁(大阪市立東洋陶磁美術館)

 

●万博がもたらしたもの2

社会的実験場としての万博 - 市川文彦(関西学院大学経済学部教授)

 

●エッセイ

都市の見せ方 - 三宅拓也(京都工芸繊維大学大学院助教)

私の前にある紅茶と古書と自転車と - 杉本弘幸(京都工芸繊維大学・佛教大学・立命館大学非常勤講師)

水中考古学と碇石 - 石原渉(日本習字教育財団企画編集部長・観峰館副館長)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究19

教育は「悪」を語ることができるか-教育の普遍性と日本の教育哲学- - 宮崎康子(国際日本文化研究センター特任助教)

 

●史料探訪59

康治三年法隆寺勝賢墨銘 揩鼓 - 福島和夫(上野学園大学 日本音楽史研究所長)

No.96 2014/12

●日常語のなかの歴史10

むじゅん【矛盾】 - 近藤好和(國學院大学兼任講師)

 

●てぃーたいむ

装飾とリアリティ-響きあう琳派の美 - 河野元昭(京都美術工芸大学学長)

 

●新連載 万博がもたらしたもの1

メタボリズムとカプセル・ホテル -橋爪紳也(大阪府立大学21世紀科学研究機構教授)

 

●エッセイ

伝統社会の識字・学び・リテラシー - 大戸安弘(横浜国立大学教育人間科学部教授)

陰陽師が使う式神の実態をめぐって - 山下克明(大東文化大学東洋研究所兼任研究員)

 

●史料探訪58

百万塔と陀羅尼 - 辻本直彦(紙の博物館 学芸部長)

No.95 2014/10

●日常語のなかの歴史9

しょきばらい【暑気払】 - 米澤洋子(京都橘大学非常勤講師)

 

●てぃーたいむ

世界中にインスピレーションを与え続ける絵 - 井出誠之輔(九州大学大学院人文科学研究院教授)
 - 北澤菜月(奈良国立博物館学芸部研究員)
 - 谷口耕生(奈良国立博物館学芸部保存修理指導室長)

鉛の道をたどれ―別府大学文理融合の軌跡 - 平尾良光(別府大学客員教授)
 - 飯沼賢司(別府大学文学部教授)

 

●エッセイ
京都六角住心院 - 首藤善樹(聖護院史料研究所所長)

幕末・維新期における英式兵制 - 竹本知行(同志社大学法学部助教)

 

●史料探訪57
並河靖之七宝記念館―並河靖之と京都七宝の記録 - 武藤夕佳里(並河靖之七宝記念館 主任学芸員)

No.94 2014/8

●日常語のなかの歴史8

きのどく【気の毒】 - 中井精一(富山大学人文学部教授)

 

●エッセイ

日中間を行き来する演劇 - 陳 凌虹(華東師範大学専任講師)

ミシンと迷子の私 - 岩本真一(大阪経済大学日本経済史研究所研究員・同大学他非常勤講師)

史料から思うこと-『通天楼日記』の刊行を終えて - 冨坂 賢(九州国立博物館学芸部文化財課長)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究18

在米ライブラリアンからみた日本研究 - 田中あずさ(ワシントン大学 東アジア図書館・日本研究司書)

 

●史料探訪56

坂本龍馬自筆薩長同盟裏書 - 小森正明(宮内庁書陵部図書調査官)

No.93 2014/4

●日常語のなかの歴史7

いとこ【従弟】 - 尾脇秀和(佛教大学綜合研究所特別研究員)

 

●てぃーたいむ

『作庭記』にみる中世人の自然観 - 白幡洋三郎(中部大学特任教授・日文研名誉教授)

 

●エッセイ
蝦夷島を描いたユダヤ人地理学者の運命 - 岡美穂子(東京大学史料編纂所助教)

香を取り巻く人々 - 本間洋子(武蔵大学総合研究所研究員)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究17

近現代の欧米・国際関係研究から見た日本人 - 松本佐保(名古屋市立大学人文社会学部教授)

 

●史料探訪55

埼玉県行政文書と文書館の果たす役割 - 太田富康(埼玉県教育局生涯学習文化財課主幹)

No.92 2013/12

●日常語のなかの歴史6

しんきょうのへんか【心境の変化】 - 小山俊樹(帝京大学准教授)

 

●てぃーたいむ

速報:サントリー学芸賞を受賞して―『京舞井上流の誕生』著者インタビュー - 岡田万里子(ミシガン大学日本研究センター客員研究員)

 

●エッセイ

宮本民俗学に共鳴する社会経済史 - 板垣貴志(神戸大学大学院人文学研究科特命講師)

南の「海のシルクロード」の紙 - 坂本 勇(TRCC東京修復保存センター顧問)

大阪との縁―曽祖父のことなど - 萩原 稔(大東文化大学法学部講師)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究16

忘れ去られた「ニッポン」にならないために - 石塚 修(筑波大学人文社会系准教授)

 

●史料探訪54

伝・源実朝筆日課観音図 - 岩永悦子(福岡市美術館学芸員)

No.91 2013/9

●日常語のなかの歴史5
こけら - 平井俊行(京都府教育庁指導部文化財保護課建造物担当課長)

 

●てぃーたいむ

企業史を越えて―『住友の歴史』刊行に寄せて - 朝尾直弘(住友史料館館長)
- 安国良一(同館副館長)
- 末岡照啓(同館副館長)

 

●エッセイ

施薬院と安藤精軒・中村正勁 - 八木聖弥(京都府立医科大学准教授)

正倉院裂の思い出 - 尾形充彦(宮内庁正倉院事務所保存課整理室長)

名庸の由来 - 中本大(立命館大学文学部教授)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究15

韓国出土の日本近代陶磁 - 鄭銀珍(大阪市立東洋陶磁美術館)

 

●史料探訪
佐々成政禁制(岡崎家文書) - 萩原大輔(富山市郷土博物館学芸員)

No.90 2013/7

●日常語のなかの歴史4
じごく【地獄】 - 田村正彦(大東文化大学非常勤講師)

 

●てぃーたいむ
茶の湯の現場から問う「茶の湯全史」 - 熊倉功夫(静岡文化芸術大学学長・茶の湯文化学会会長)

 

●エッセイ
日本庭園逍遥 - 依田徹(元さいたま市大宮盆栽美術館学芸員)
「兼六園」のイメージ - 本康宏史(金沢星陵大学教授)

 

●台湾便り:TSUJIMOTO@Taiwan-Univ.
世界近代史の縮図のなかで―台湾大学での一年― - 辻本雅史(国立台湾大学日本語文学系教授)

 

●史料探訪
豊竹山城少掾旧蔵書入れ本『近世邦楽年表 義太夫節之部』 - 小島智章(早稲田大学坪内博士記念演劇博物館助手)

No.89 2013/4

●日常語のなかの歴史3
おてんとうさま【お天道さま】 - 大野出(愛知県立大学日本文化学部准教授)

 

●てぃーたいむ
絵で読み解く伊勢物語―宗達伊勢物語図色紙の魅力 - 片桐洋一(大阪女子大学名誉教授)
- 河田昌之(和泉市久保惣記念美術館館長)
- 泉紀子(羽衣国際大学教授)

 

●エッセイ
戦時期の「国技」と大相撲 - 胎中千鶴(目白大学教授)
見ぬ世の先達に出会うこと - 玉蟲敏子(武蔵野美術大学教授)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究14
「一国史」でもなく、「国際関係史」でもなく - 武田知己(大東文化大学法学部教授)

 

●台湾便り:TSUJIMOTO@Taiwan-Univ.
台湾大学のアイデンティティ―創立記念日と傳斯年学長のこと - 辻本雅史(国立台湾大学日本語文学系教授)

No.88 2012/12

●日常語のなかの歴史2
すっぱぬく【すっぱ抜く】 - 山田雄司(三重大学人文学部教授)

 

●てぃーたいむ
棚のような人・岩倉具視 - 佐々木克(京都大学名誉教授)

 

●エッセイ
《古事記1300年》から「陰陽道」の神々へ - 斎藤英喜(佛教大学歴史学部教授)
摂関院政期と「民衆仏教史観」 - 森新之介(東北大学大学院専門研究員)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究13
日本研究における共通言語 - 岡田万里子(ミシガン大学日本研究センター・トヨタ招聘教授、歴史学部講師)

 

●台湾便り:TSUJIMOTO@Taiwan-Univ.
台湾の教育文化の底流を見た - 辻本雅史(台湾大学日本語文学系教授)

 

●史料探訪
「御江戸大絵図」 - 福澤徹三(すみだ郷土文化資料館専門員)

No.87 2012/9

●日常語のなかの歴史1
やぼ【野暮】 - 三島暁子(日本女子大学文学部学術研究員)

 

●てぃーたいむ
未来に受け継ぐ正倉院宝物 - 湯山賢一(奈良国立博物館長)

 

●エッセイ
百万遍にて - 並木誠士(京都工芸繊維大学大学院教授)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究12
アメリカでの日本仏教研究と大学院教育 - 阿部龍一(ハーバード大学東アジア言語文化学部教授)

 

●新連載 台湾便り:TSUJIMOTO@Taiwan-Univ.
新たなる挑戦 - 辻本雅史(台湾大学日本語文学系教授

 

●史料探訪
恵日寺旧蔵「十二天図」 - 高橋充(福島県立博物館主任学芸員)

No.86 2012/7

●東山歴史逍遙
アカマツヲ除外スルコトハ望マシカラズ - 中嶋節子(京都大学人間・環境学研究科准教授)

 

●てぃーたいむ
歴史災害が語る人々の営み - 吉越昭久(立命館大学文学部教授)
 - 片平博文(立命館大学文学部教授)
 - 塚本章宏(立命館大学 ポスドク研究員)

 

●エッセイ
阿蘇下野狩から草原の歴史を読む - 飯沼賢司(別府大学文学部教授)
県庁へ行こう! - 田中智子(同志社大学人文科学研究所助教)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究11
裏側からみた日本─サン・パウロで日本を論じる ― 稲賀繁美(国際日本文化研究センター教授)

 

●史料探訪
鼠草子絵巻 - 池田芙美(サントリー美術館学芸員)

No.85 2012/4

●東山歴史逍遙
仲源寺を再建した僧のはなし - 村上紀夫(大阪人権博物館学芸員)

 

●てぃーたいむ
衣服が語る女性学-着衣する身体からの問いかけ - 武田佐知子(大阪大学教授)

 

●エッセイ
写本学における困難な説明-光源氏系図・古筆切- - 藤本孝一(龍谷大学客員教授)
現代に生きるイタリア・ルネサンスの城 - 白幡俊輔(関西学院大学客員研究員)
岡倉覚三とヴィヴェーカーナンダ - 清水恵美子(お茶の水女子大学特任リサーチ・フェロー)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究10
白隠学-世界の知的遺産として- - ベッカー ヤン・クレメンス(ドイツ チュービンゲン大学アジア地域文化研究所・花園大学国際禅学研究所研究員)

 

●史料探訪
鳥羽田中殿金剛心院出土「鴛鴦文飾金具」 - 山本雅和(京都市考古資料館副館長)

No.84 2011/12

●東山歴史逍遙
清水坂の風景-非人と酒屋- - 三枝暁子(立命館大学文学部准教授)

 

●てぃーたいむ
仏教文化へのいざない-「禿氏文庫」の世界- - 大取一馬(龍谷大学教授)

 

●エッセイ
日中国交正常化四〇周年を迎えるにあたって - 鹿雪瑩(日本学術振興会外国人特別研究員・同志社大学客員研究員)
利休とポリフォニー - 岡本文音(高野山大学客員教授)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究9
韓国における日本研究の現在 - 福井譲(韓国・仁済大学校人文社会科学大学日語日文学科専任講師)

 

●史料探訪
南丹市岸ケ前二号墳三号木棺出土甲冑 - 斉藤利彦(佛教大学宗教文化ミュージアム学芸員)

No.83 2011/9

●東山歴史逍遙
京都に息づく熊野信仰 - 天野太郎(同志社女子大学准教授)

 

●てぃーたいむ
焼畑から人と自然の関係を再考する - 原田信男(国士舘大学21世紀アジア学部教授)
 - 鞍田 崇(総合地球環境学研究所准教授)

 

●エッセイ
船箪笥の面白さ - 小泉和子(昭和のくらし博物館館長)
実学者洪大容との出会い - 任正爀(朝鮮大学校教授)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究8
東アジア近現代文学史を夢みて - 梁東国(祥明大学校教授)

 

●史料探訪
舎利容器 - 片山寛明(MIHO MUSEUM 学芸部長)

No.82 2011/6

●知られざるライバル④
明智光秀と細川幽斎 - 早島大祐(京都女子大学准教授)

 

●てぃーたいむ
やきものが語る文化史 - 岡 佳子(大手前大学教授)

 

●エッセイ
松花堂昭乗研究と瀧本流手本の出版 - 山口恭子(埼玉学園大学・都留文科大学・法政大学非常勤講師)
ベルツとショイベ - 森本武利(京都府立医科大学名誉教授)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究7
「過去」─この未知なる世界へ― - ファン・ステーンパール・ニールス(京都大学大学院教育学研究科博士後期課程)

 

●史料探訪
山奈宗真の「海嘯被害地巡回日誌」 - 前川さおり(遠野市立博物館学芸員)

No.81 2011/4

●知られざるライバル③
丹波忠茂と丹波長世 - 細川涼一(京都橘大学准教授)

 

●てぃーたいむ
人間田能村竹田の姿を求めて - 宗像健一(大分市美術館学芸顧問)

 

●エッセイ
「倭寇の会」のこと - 山内晋次(神戸女子大学准教授)
会津の民俗に学ぶ - 佐々木長生(福島県立博物館専門員)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究6
ロシアにおける日本史の研究 - シャバリナ マリア(京都大学大学院文学研究科博士後期課程)

 

●史料探訪
豊蔵坊孝雄筆「田中宗清石清水八幡宮立願文案写 - 川畑薫(八幡市立松花堂庭園・松花堂美術館 学芸員)

No.80 2011/1

●知られざるライバル②
堀内素堂と伊東救庵 - 海原亮(住友史料館研究員)

 

●てぃーたいむ
座談会 京都専門書出版社の現在と未来
京都大学学術出版会×人文書院×法蔵館×思文閣出版

 

●エッセイ
五代史とわたし - 山崎覚士(佛教大学准教授)
薔薇と桜 - 増田裕美子(二松学舎大学教授)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究5
海外からみた日本の中世村落 - 原田信男(国士舘大学教授)

 

●史料探訪
光明皇后発願 出曜経 巻第四 - 松永和浩(大阪大学総合学術博物館 助教)

No.79 2010/9

●知られざるライバル①
上田秋成と大枝流芳 - 廣瀬千紗子(同志社女子大学教授)

 

●てぃーたいむ
海をとおしてみた歴史 - 松浦章(関西大学教授)

 

●エッセイ
絵本作家・居初つなの発見 - 石川透(慶應義塾大学教授)
おそまきの夢-後鳥羽上皇論上梓 - 谷昇(立命館大学客員研究員)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究4
微笑みの国の日本研究 - 岩井茂樹(タイ・チュラーロンコーン大学講師)

 

●史料探訪
南方熊楠「履歴書」 - 中瀬喜陽(南方熊楠顕彰館 館長)

No.78 2010/7

●シリーズ古都の近代〈最終回〉
近代古都の公文書保存と公開 - 伊從勉(京都大学大学院教授)

 

●てぃーたいむ
1000年先を見すえて - 田良島哲(東京国立博物館書跡・歴史室長)

 

●エッセイ
京都の天皇陵と私 - 山田邦和(同志社女子大学教授)
淡窓・旭荘兄弟の文章論 - 井上敏幸(佐賀大学名誉教授・佐賀大学地域学歴史文化研究センター特命教授)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究3
回り道から得たもの - 趙怡(東京工業大学非常勤講師)

 

●史料探訪
「憲法発布祭典双六」 - 佐藤健太郎(東京大学大学院法学政治学研究科附属近代日本法政史料センター 助教)

No.77 2010/4

●シリーズ古都の近代〈第3回〉
仁風扇 - 小林丈広(京都市歴史資料館)

 

●てぃーたいむ
文化交流からよみとく1920年代 - 川本皓嗣(大手前大学学長)・上垣外憲一(大手前大学教授)

 

●エッセイ
厨川白村という近代 - 工藤貴正(愛知県立大学教授)
「日本こいしや」-袱紗に記されたジャガタラ文- - マルクス・リュッターマン(国際日本文化研究センター准教授)
中世京都の研究者が現代京都に住んでみる - 桃崎有一郎(立命館大学講師)
ブログ・『『狭衣物語』享受史論究』 - 川崎佐知子(佛教大学・立命館大学非常勤講師)

 

●特別寄稿
中田雅博著『緒方洪庵-幕末の医と教え-』に寄せて - 梅溪昇(大阪大学名誉教授)

 

●史料探訪
正岡子規筆「草花図」 - 上田一樹(松山市立子規記念博物館学芸員)

No.76 2009/12

●シリーズ古都の近代〈第2回〉
古都の景観問題 - 丸山宏(名城大学農学部教授)

 

●てぃーたいむ
祭りは京都のショーウィンドウ - 山路興造(元京都市歴史資料館館長・藝能史研究会代表委員)

 

●史料探訪
安田靫彦「飛鳥の春の額田王」 - 國賀由美子(滋賀県立近代美術館主任学芸員)

 

●エッセイ
歴史を学び現在を知る - 安高啓明(西南学院大学博物館学芸員)
書けること、書けないこと、書ききれないこと - 冨永望(大阪産業大学非常勤講師)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究2
スイスで見たこと・考えたこと - 久留島浩(国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学教授)

No.75 2009/9

●シリーズ古都の近代〈第1回〉
戦争と古都 - 高木博志(京都大学人文科学研究所准教授)

 

●てぃーたいむ
最後の文人・水木要太郎と水木コレクション - 高橋一樹(国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学准教授)

 

●史料探訪
龍馬を斬った刀 - 木村幸比古(霊山歴史館学芸課長)

 

●エッセイ
たいまつの火を受け継ぐ - 中田雅博(産経新聞記者)
『茶の医薬史-中国と日本』刊行によせて - 岩間眞知子(元東京国立博物館科学研究費特別研究員)

 

●リレー連載 世界のなかの日本研究1
蘭亭が語るもの - 亀田和子(ブリティッシュ・コロンビア大学大学院博士課程)

 

●源氏物語千年紀・古典再生に向けて〈最終回〉
読書の楽しみの中の古典文学 - 片桐洋一(大阪女子大学名誉教授)

No.74 2009/6

●てぃーたいむ
真偽ではなく豊かな解釈を - 出光佐千子(出光美術館学芸員)・松本郁代(横浜市立大学准教授)

 

●私のノートから
「蝦夷地」を体験する北海道への旅 - 新藤透(山形県立米沢女子短期大学専任講師)

 

●特別寄稿
神社史料研究会叢書について ― 橋本政宣(神社史料研究会代表・東京大学名誉教授)

 

●史料探訪
ブリキのおもちゃ-「小菅のジープ」 - 松浦俊和(大津市歴史博物館館長)

 

●源氏物語千年紀・古典再生に向けて〈第8回〉
王朝文化を今に伝える古筆切 - 田中登(関西大学教授)

No.73 2009/4

●てぃーたいむ
露伴文学へのいざない - 井波律子(中国文学者)

 

●私のノートから
「天道」とは何だったのか - 大野出(愛知県立大学准教授)

 

●特別寄稿
増補改訂西村茂樹全集12巻刊行の意義 ― 尾田幸雄(お茶の水女子大学名誉教授)

 

●史料探訪
「翁」「三番三」「千歳」狩野永信筆 - 門脇幸恵(国立能楽堂調査資料係主任)

 

●人文学の最前線
熊本大学拠点形成研究「世界的文化資源集積と文化資源科学の構築」 - 三澤純(熊本大学文学部准教授)

 

●源氏物語千年紀・古典再生に向けて〈第7回〉
源氏物語千年紀を終わって - 朧谷壽(同志社女子大学名誉教授)

No.72 2008/12

●てぃーたいむ
人文学と成果主義 - 藤井讓治(京都大学大学院文学研究科教授・京都大学附属図書館長)

 

●私のノートから
私の日本研究 - 金賢旭(韓国外国語大学・檀国大学非常勤講師)

 

●特別寄稿
『医譚』復刊にのぞんで ― 酒井シヅ(日本医史学会理事長)

 

●史料探訪
大樹寺の中世文書 - 堀江登志実(岡崎市美術博物館)

 

●源氏物語千年紀・古典再生に向けて〈第6回〉
写本から版本へ - 藤本孝一(龍谷大学客員教授)

No.71 2008/9

●てぃーたいむ
鎌倉時代研究の過去・現在・未来 - 上横手雅敬(京都大学名誉教授)

 

●私のノートから
武術と武士道 - アレキサンダー・ベネット(大阪体育大学他非常勤講師)

 

●特別寄稿
中野美術史学とはなにか ― 加須屋誠(奈良女子大学教授)

 

●源氏物語千年紀・古典再生に向けて〈第5回〉
国宝「源氏物語絵巻」の模写 - 四辻秀紀(徳川美術館副館長)

 

●史料探訪
『源氏物語団扇画帖』と与謝野晶子の源氏訳自筆原稿ウェブ公開 - 伊藤鉄也(国文学研究資料館)

 

●人文学の最前線
大手前大学史学研究所 オープン・リサーチ・センター - 魚津知克(研究所職員)

No.70 2008/6

●てぃーたいむ
歴史の現場をつかまえる - 朧谷壽(同志社女子大学特任教授)

 

●源氏物語千年紀・古典再生に向けて〈第4回〉
古典再生へ - 伊井春樹(国文学研究資料館館長)

 

●史料探訪
『源氏物語』千年紀 - 西山恵子(宇治市源氏物語ミュージアム)

 

●私のノートから
旅の醍醐味-白い布と黒いカビ - 黒岩康博(天理大学他非常勤講師)

 

●特別寄稿
論集『公家と武家』全五巻の完結を迎えて ― 笠谷和比古(国際日本文化研究センター教授)

No.69 2008/4

●てぃーたいむ
町衆文化の伝統と近代化 - 竹村民郎(国際日本文化研究センター共同研究員)・鈴木貞美(国際日本文化研究センター教授)

 

●特別寄稿
理科離れと科学技術史教育 ― 下間頼一(関西大学名誉教授)

 

●史料探訪
伝統の鵜飼観覧 - 稲川由利子(岐阜市歴史博物館)

 

●人文科学の最前線〈第4回〉
学術創成研究費 目録学の構築と古典学の再生 - 内田澪子(特任研究員)

 

●源氏物語千年紀・古典再生に向けて〈第3回〉
<源氏文化>の諸相 - 伊井春樹(国文学研究資料館館長)

 

●私のノートから
願文が語ること - 工藤美和子(佛教大学総合研究所嘱託研究員)

No.68 2007/12

●てぃーたいむ
近代京都を自由に読み解く - 伊從勉(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)・高木博志(京都大学人文科学研究所准教授)・丸山宏(名城大学農学部教授)

 

●特別寄稿
河鍋暁斎の画業-席画そして本画 ― 河鍋楠美(河鍋暁斎記念美術館館長)

 

●私のノートから
吉野林業史研究に寄せる私の思い - 谷彌兵衞(大阪市立大学大学院経済学研究科前期博士課程修了)

 

●源氏物語千年紀・古典再生に向けて〈第2回〉
営々と続く注釈作業 - 伊井春樹(国文学研究資料館館長)

 

●史料探訪
明治期の教育関係資料 - 古野貢(武庫川女子大学非常勤講師・同大学資料館臨時職員)

No.67 2007/10

●てぃーたいむ
若手研究者たちの挑戦-今、なぜ研究史を「読みなおす」のか - 大田壮一郎(龍谷大学他非常勤講師)・尾下成敏(京都橘大学非常勤講師)・早島大祐(京都大学大学院文学研究科助教)・平出真宣(京都大学博士後期課程)・松永和浩(大阪大学博士後期課程)・三枝暁子(立命館大学講師)

 

●人文科学の最前線〈第3回〉
東アジアにおける文化情報の発信と受容 関西大学アジア文化交流研究センター - 薄培林(関西大学アジア文化交流研究センターPD研究員)

 

●私のノートから
森有礼について、今、考える意味 - 長谷川精一(相愛大学教授)

 

●史料探訪
よみがえった戦国在地領主の甲冑 - 山内治朋(愛媛県歴史文化博物館)

 

●特別寄稿
『龍谷大学善本叢書』について ― 大取一馬(龍谷大学文学部教授)

 

●源氏物語千年紀・古典再生に向けて〈第1回〉
千年読みつがれた古典 - 伊井春樹(国文学研究資料館館長)

 

No.66 2007/8

●てぃーたいむ
祭りの文化は地方にあり - 岩間香(摂南大学教授)・碓田智子(大阪教育大学准教授)・西岡陽子(大阪芸術大学教授)

 

●特別寄稿
日本の産業技術の形成過程を解明するために ― 三宅宏司(日本産業技術史学会会長・武庫川女子大学教授)

 

●私のノートから
兵範記輪読会編『兵範記人名索引』と私 - 佐古愛己(立命館大学文学部任期制准教授)

 

●史料探訪
伊勢物語絵を追って - 河田昌之(和泉市久保惣記念美術館館長)

No.65 2007/4

●てぃーたいむ
産業技術に文化の視点を - 後藤邦夫(桃山学院大学名誉教授)・中岡哲郎(大阪市立大学名誉教授)・司会:廣田義人(大阪工業大学准教授)

 

●人文科学の最前線〈第2回〉
立命館大学21世紀COEプログラム「京都アート・エンタテインメント創成研究」 - 金子貴昭(COE研究員)

 

●特別寄稿
「経済史文献解題」紙版終了とデータベース化・国際化 ― 本多三郎(大阪経済大学日本経済史研究所所長)

 

●史料探訪
奈良絵本・絵巻の叢書 - 石川透(慶應義塾大学文学部教授)

 

●私のノートから
山中裕編『御堂関白記全註釈』と私 - 近藤好和(神奈川大学特任教授)

No.64 2007/2

●てぃーたいむ
「文化の鏡」として、鉄道を見直す。 - 宇田正(追手門学院大学名誉教授)

 

●私のノートから
公家文化と庶民文化 - 森田登代子(大阪樟蔭女子大学非常勤講師)

 

●特別寄稿
「競技かるた界」の最近の動き ― 津久井勤(東海大学、(社)全日本かるた協会調査研究部)

 

●特別寄稿
伊藤若冲と『相国寺史料』 ― 村田隆志(相国寺承天閣美術館学芸員)

No.63 2007/2

●てぃーたいむ
集める・組みたてる・読む-『隔蓂記』総索引とデータベース - 谷晃(野村美術館学芸部長)

 

●私のノートから
大英博物館所蔵『猿の草紙』閲覧記 - 竹本千鶴(國學院大學文学部兼任講師)
恋を探る試み-『茶道と恋の関係史』 - 岩井茂樹(国際日本文化研究センター研究部技術補佐員)

●特別寄稿
近年の朝鮮通信使研究について ― 李元植(元近畿大学文芸学部教授)

 

●人文科学の最前線〈第1回〉
奈良女子大学21世紀COEプログラム「古代日本形成の特質解明の研究教育拠点 - 桑原祐子(COE研究員)

 

●史料探訪
秀吉の金の茶室-小早川隆景・吉川元長上坂記 ― 村井祐樹(東京大学史料編纂所助手)

No.62 2006/7

●てぃーたいむ
守ること、伝えること - 田中安比呂(賀茂別雷神社宮司)・大山喬平(京都大学名誉教授)

 

●私のノートから
冬の祇園祭 - 河内将芳(奈良大学文学部助教授)

 

●史料探訪
西南学院校舎から大学博物館へ-文化遺産としての建築の再生 ― 米倉立子(西南学院大学博物館学芸員)

 

●特別寄稿
人生を変えた朝顔 ― 小笠原亮(名古屋園芸代表取締役社長/園芸研究家)