古文化財の科学的研究の第一人者による45年余にわたる成果をまとめる。正倉院宝物の調査、装飾古墳・高松塚・法隆寺金堂壁画・栄山寺八角堂・醍醐寺五重の塔・源氏物語絵巻などの顔料分析、正倉院の陶器・ガラスや緑釉陶などの科学分析、および銅鏡・銅鐸・青銅器などの成分分析に関する諸報告を収録
定価
6,930 円(税込)
本体 6,300円
在庫状況:
在庫あり
コブンカザイノカガク
古文化財の科学
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6,930 円(税込)
本体 6,300円
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在庫あり
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体裁A5・380頁
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刊行年月1987年06月
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ISBN4784204822
内容
目次
序論 古文化財の科学的研究
研究の歴史と現状/研究方法
第一部 正倉院宝物の特別調査
宝物の特別調査 調査の概要/薬物/密陀絵/材質調査
第二部 絵画
装飾古墳の顔料 高松塚古墳壁画の顔料 法隆寺の金堂、五重塔などに用いられている顔料について 法隆寺金堂壁画の顔料およびその火災による変化について 法隆寺玉虫厨子と密陀絵 正倉院絵画の技法と顔料 栄山寺八角堂の内陣装飾画 醍醐寺五重塔の壁画 鳳凰堂の彩色顔料 源氏物語絵巻の顔料について 慶陵壁画の顔料について 西域壁画の顔料について 日本絵画の顔料について
第三部 陶器・ガラス
「造仏所作物帳」の科学的考察 正倉院の陶器 日本出土の緑釉陶の科学的研究 曜変天目 正倉院のガラス 正倉院ガラス玉の産地―鉛同位体比による研究― 日本出土のガラスの化学的研究
第四部 金属器
銅鏡、銅鐸および銅利器などの化学成分 日本および中国出土の青銅器の鉛同位体比 論文および著作目録