日本近代政治史の気鋭が、「戦前の内閣」をとりあげ「軍人の内閣」というフィルターを通して内閣史に新たな光をあてる。
定価
9,460 円(税込)
本体 8,600円
在庫状況:
在庫あり(美本なし)
関連書籍
キンダイニホンノグンブトセイジ
近代日本の軍部と政治
定価
9,460 円(税込)
本体 8,600円
在庫状況:
在庫あり(美本なし)
-
体裁A5・450頁
-
刊行年月1993年05月
-
ISBN4784207708
内容
目次
第1部 軍人と内閣
序章 視角と定義
内閣史記述の視角
用語の定義
第1章 軍人首相内閣論
分類 分布と時期区分
第2章 軍人閣僚と戦前内閣<軍人閣僚>の分類
<軍人閣僚>の包含状態
内閣の分類
内閣史の時期区分
林内閣以降の<非軍部軍人閣僚>
第3章 現役将校の官界進出
「軍人官僚」の四タイプ
軍人官僚の進出分野
軍人官僚の分限と任用
第4章 政軍関係理論に関する一考察
ファイナーの政軍関係理論の検討
内閣分類法の一般化―国際比較のために
第2部 内閣官制と帷幄上奏
第1章 初期内閣と帷幄上奏勅令
内閣官制第七条は改竄されたか
初期内閣と帷幄上奏勅令
第2章 内閣官制の制定と帷幄上奏
<副署式のディレンマ>
<閣議議決主義>と<軍令主義>
<主任大臣副署主義>と<山県方式>
補1 太政官制時代の帷幄上奏法令
補2 公文式発布直後の陸海軍省発出命令
付録 方法についての自註
紹介媒体
-
日本歴史4月号
1994年4月
島田洋一
-
史学雑誌103-4号
1994年5月
山室建徳
-
歴史学研究
1994年6月
-
日本史研究384号
1994年8月
山田 朗
-
歴史評論533号
1994年9月
神田文人