カバー・書籍本体に傷み・汚れ有
チャノイヤクシ
茶の医薬史
中国と日本
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体裁A5判・口絵2頁、本文524頁
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刊行年月2009年04月
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ISBN978-4-7842-1463-1
著者・編者略歴
いわま まちこ…東京都生まれ.1978年早稲田大学文学研究科(美術史)修士課程修了.同年より81年9月まで東京国立博物館科学研究費特別研究員.また『日展史』編纂委員.
著述に「富岡鉄斎の臨摸について」(『萌春』1978~81年)「煎茶の文人画-田能村竹田と煎茶」(『日本美術襍稿』佐々木剛三先生古稀記念論文集,1998年),「茶本草」「茶本草拾遺」(月刊『茶』2003~2007年),ABOUT THE CHINESE CHARACTERS MEANING TEA(Proceedings of 2004 International Conference on O-CHA(tea)Culture and Science,2004)「中国歴代主要薬書に見る茶」(『日本食生活文化調査研究報告集』24号,2007),「お茶と本草-『本草綱目』と江戸の本草書に記されたお茶」(『茶の文化』8号,2009)など
内容
もともと茶は薬であった。日本や中国の歴代医薬書の中には茶の記事があり、そこには茶の効能や処方のほか異名・産地・製法も記され、古辞書や『茶経』『茶譜』など茶書の抜粋も収録されており、非常に貴重な史料である。本書は、中国と日本の医薬書史料の影印を多数収録し、それらの史料から中国・日本の各時代における茶の様相とその歴史的変遷を明らかにする。
目次
はじめに
第一章 茶の医薬史:中国編
1 隋代までの医薬書
2 唐代の医薬書
3 宋代の医薬書
4 金・元代の医薬書
5 明代の医薬書
6 清代の医薬書
第二章 茶の医薬史:日本編
1 平安時代までの医薬書
2 鎌倉時代の医薬書
3 室町・安土桃山時代の医薬書
4 江戸時代の医薬書(前期・中期・後期)
第三章 茶の医薬史:論考編
1 茶を記した現存最古の薬書史料
2 『神農本草経』の茶について
3 蝋(臘)茶について
4 養生論の系譜から見た『喫茶養生記』
5 寒の茶・温の茶
第四章 医薬書史料
中国編
1 隋代までの医薬書
2 唐代の医薬書
3 宋代の医薬書
4 明代の医薬書
5 清代の医薬書
日本編
1 平安時代の医薬書
2 鎌倉時代の医薬書
3 室町時代の医薬書
4 江戸時代の医薬書
あとがき
「?存最早的?物?籍史料中?于茶的??」(第三章1の中文訳)
挿図一覧
初出一覧
索引
紹介媒体
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『日本医史学雑誌』55巻4号
2009年12月20日
鈴木達彦
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『茶』7月号
2009年7月1日
今月の一冊
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『なごみ』8月号
2009年8月1日
話題の新刊
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『淡交』7月号
2009年7月1日
書棚に一冊
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しもきた茶苑大山のブログ
2009年5月9日
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日本経済新聞
2009年9月28日
文化(文化面)
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茶の湯文化会・東京例会々報第38号
2009年9月26日
楽隠
茶の湯文献紹介
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日本女性新聞
2009年7月15日
書評
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『日本歴史』第744号
2010年5月1日
祢津宗伸
書評と紹介
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竺済法編『科学飲茶益身心』(中国文化出版社)
2011年
関剣平
「中日茶医薬史研究的集大成之作―岩間眞知子『茶的医薬史・中国与日本』」
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ブログ「SCENERY」
2013年8月19日