明治の啓蒙思想家・道徳運動家である西村茂樹の思想について、従来の「保守」と「進歩」という二項対立的な枠組みから脱却し、時代状況に応じた問題意識の変遷と主張の展開を、史料に基づいて跡づけることにより明らかにする。
定価
8,580 円(税込)
本体 7,800円
在庫状況:
在庫あり
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西村茂樹研究
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定価
8,580 円(税込)
本体 7,800円
在庫状況:
在庫あり
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体裁A5判・488頁
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刊行年月2010年01月
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ISBN978-4-7842-1491-4
内容
目次
西村茂樹研究の視角
幕末・維新期における思想形成――歴史認識を中心に――
啓蒙思想家としての言論活動――「民権」と「仁政」――
文部省時代の教育思想――明治前期教育政策と西村――
『日本道徳論』の形成過程――国民道徳論の前期的形成――
「聖学」構想とその変容――『日本道徳論』の前提――
西村における道徳と国家――『日本道徳論』以後の道徳論の展開
日本弘道会とその支会――西村思想の裾野――
明治期「旧藩士」の意識と社会的結合――旧下総佐倉藩士を中心に――
近代日本思想史における西村茂樹
あとがき
索引(人名・事項)
紹介媒体
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『弘道』3・4月号(第1065号)
2010年4月30日
土田健次郎
読書案内
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『日本思想史学』第42号
2010年9月30日
河野有理
書評
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『日本史研究』第586号
2011年6月20日
見城悌治
書評
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『日本歴史』第771号
2012年8月1日
菅原光(専修大学法学部准教授)
書評と紹介