著者・編者略歴

みやざわ・まさのり・・・1933年長野県生まれ、1959年同志社大学大学院文学研究科文化史学専攻修了、2004年同志社女子大学名誉教授。日本イスラエル文化研究会理事、理事長、文化史学会評議員、日本ユダヤ学会理事を歴任。2005年新島研究功績賞受賞。

内容

現在の同志社女子大学・同志社女子中学校・高等学校の前身である「同志社女学校」。その1877年(明治10)創設から1945年(昭和20)までについて、新島襄と女子教育、同志社女学校と朝鮮、昭和戦時下の同志社女子部など、個別詳細に論じる。

目次

まえがき

第一章 新島襄と同志社女学校
 一 新島襄と女子教育
 二 キリスト教と女子教育
 三 明治25年の卒業生たち


第二章 同志社女学校専門学部への道
 一 学則からみた同志社女学校
 二 同志社女学校専門科創設
 三 同志社女学校専門学部の発足
 四 井深八重


第三章 同志社女子専門学校の展開
 一 同志社女学校専門学部・同志社女子専門学校の一形態
 二 同志社女学校と朝鮮
 三 同志社女子部管理方改革
 四 同志社女学校学友会宗教部主催修養会
 五 淵澤能恵-韓国女子教育に献身した女性-
 六 高凰京-韓国最初の組織的社会福祉の実践・ソウル女子大学校初代学長-


第四章 昭和戦時下の同志社女子部
 一 戦時下キリスト教主義女学校としての同志社高等女学部
 二 末光信二-女子部時代を中心に-
 三 昭和19、20年度における同志社女子専門学校



初出一覧

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