チャノユコウユウロク コバヤシイチゾウトマツナガヤスザエモン

茶の湯交遊録 小林一三と松永安左エ門

逸翁と耳庵の名品コレクション

逸翁美術館 編

福岡市美術館 編

  • 体裁
    A4判並製・152頁
  • 刊行年月
    2013年10月
  • ISBN
    978-4-7842-1726-7

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内容

電力事業再編を行い、戦後日本のインフラを築いた耳庵・松永安左エ門(1875-1891)。私鉄経営モデルの原型を独自に作り上げ、宝塚歌劇の創始者としても知られる逸翁・小林一三 (1873-1957)。
 慶應義塾の福澤門下生として出会った二人は、終生の友であり、同時に、戦前から戦後にかけて活躍した大茶人であった。
侘びを極めようとした耳庵とハイカラで軽やかな逸翁。対照的な二人の茶の湯の世界を、逸翁美術館と福岡市美術館の、それぞれのコレクションの名品でたどる。
 二〇一三~一四年に両館で行われる同名展の展覧会図録。

目次

【内容目次】

総 論 小林一三と松永安左エ門
     ~二人の交遊録~

第一章 小林一三の眼

第二章 松永安左エ門の志

第三章 耳庵の侘、逸翁の雅俗

第四章 逸翁と耳庵 美の交流

第五章 耳庵、逸翁を送る ―追善の茶―

〔論攷〕

一杓の水
松永安左エ門の電気事業再編成と茶道       ……岩永悦子(福岡市美術館)

雅俗と侘び―逸翁と耳庵、二人の交友―       ……竹田梨紗(逸翁美術館)

逸翁・耳庵年表

出品作品一覧

紹介媒体

  • 「茶華道ニュース」

    2013年11月15日

    紹介

  • 『月刊美術』12月号

    2013年11月20日

    ART BOOKS

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