くまくら・いさお・・・1943年東京生.
1971年東京教育大学文学部博士課程修了単位取得退学.京都大学人文科学研究所助手(77年より講師).
1978年博士(文学)の学位を取得.筑波大学助教授(89年より教授).
1992年国立民族学博物館教授.第一研究部長・民族文化研究部長を歴任.
2004年国立民族学博物館名誉教授.林原美術館館長(~12年).
2010年静岡文化芸術大学学長(~16年).農林水産省食料・農業・農村政策審議会会長(~12年).
2012年日本食文化のユネスコ無形文化遺産化推進協議会会長のち一般社団法人和食文化国民会議会長(現在まで).
2013年茶の湯文化学会会長(現在まで).
2016年MIHO MUSEUM館長(現在まで).静岡文化芸術大学名誉教授.
定価
7,700 円(税込)
本体 7,000円
在庫状況:
在庫あり
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定価
7,700 円(税込)
本体 7,000円
在庫状況:
在庫あり
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体裁A5判上製・516頁
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刊行年月2017年07月
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ISBN978-4-7842-1857-8
著者・編者略歴
内容
伝統とは、美とは、日本とは―
文化史の諸領域にわたり茶の湯を軸として、鋭敏な感覚で鮮やかに本質を明らかにし、分野を軽々と飛び越えて新たなパースペクティブを示し続けてきた著者が、自選によってまとめる七つの小宇宙
あいまいになってきた日本のかたち。
美とふるまいの歴史から見直したい。
近代の自我と対峙しながら無心の美を求めた民芸運動。
和と洋のせめぎあいの中で形成されたマナーと風俗。
それは日本人の心の近代史でもある。
目次
Ⅰ民芸の発見
はじめに
一 『白樺』のなかで
二 民芸の発見
三 民芸の運動
四 民芸の超克
手紙のなかの柳宗悦
私信にみる二人の関係―河井寛次郎宛柳宗悦書簡集より―
柳楢悦の歌集
Ⅱ文化としてのマナー
はじめに
一 マナーを風俗文化としてみる
二 食事作法とは何か
三 食事作法の変化
四 飲む作法
五 間の礼法
六 茶道と近代の女性礼法
七 近代作法書を読む
八 「国民礼法」の成立
九 マナーの行方
参考文献ならびに史料
あとがき
岩波人文書セレクションに寄せて
Ⅲ風俗と酒・美について
明治時代の流行と風俗
酒と社交
耀?を拝見して―出口王仁三郎師の芸術―
真人井上有一の誕生―「東京大空襲」「噫横川国民学校」によせて―
解説 中野目徹
索引(人名・事項)
紹介媒体
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『遠州』617号
2017年10月
新刊紹介