第34回矢数医史学賞 受賞
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洋学史研究事典
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体裁B5判上製・函入り・516頁
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刊行年月2021年10月
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ISBN978-4-7842-1937-7
内容
◎洋学史学会30周年記念出版。
◎グローバルな社会における洋学史研究の成果を盛り込んだ最新の研究事典。
◎地方史誌類の編纂事業や地域史研究の隆盛を踏まえ、全国各地に蓄積された洋学史の研究成果を収録。
◎研究篇(グローバル)と地域篇(ローカル)、ふたつの視座からの複眼的な編集。
◎各項目は1頁もしくは2頁で構成され、簡潔に研究情報を把握できる。各項目末には参考文献を収録。
◎歴史研究を志す若い研究者はもとより、洋学史に関心・かかわりのあるすべての方へ、これからの研究の指針となる必備の書。
★★★担当編集からのひとこと★★★
日蘭学会編『洋学史事典』(雄松堂出版)が出たのは1984年、その後各分野で研究は進展しているにもかかわらず、それを集大成するものはなく、外から日本の洋学史研究の水準を知ろうとすれば、『洋学史事典』によらざるを得ない状況でした。本書はそうした状況を刷新するとともに、将来の研究の指針となることを目指して編まれた研究事典です。編集委員の皆さんが本書に託した思いは、長い時間をかけて練り上げた「刊行のことば」(ページ下部関連リンク参照)に綴られていますので、ぜひご一読ください。
目次
総論 洋学史研究試探
◆研 究 篇◆
◎現在の研究動向を反映した6章181項目。
◎洋学史研究の現在を知ることが出来る。
◎「異国からきた召使い」「砂糖」など、従来は洋学史の範疇ととらえられてこなかったテーマも積極的に採用。
Ⅰ洋学の社会的基盤(40項目)
Ⅱ支えた人びと(20項目)
Ⅲ影響を与えたモノ(36項目)
Ⅳ普及した書物(28項目)
Ⅴ研究教育の場(21項目)
Ⅵ近世学芸から近代学術へ(36項目)
◆地 域 篇◆
◎47都道府県別に構成し、その地域独自の洋学(史)の特色を掘り起こす(196項目)。
◎洋学の発展に深く関わった人物や史料(肖像画・史跡・文献など)につき地域史の視点からとりあげる。
◎洋学関係史跡、地域洋学史研究の先端を担う施設・博物館(洋学コレクションなど)を紹介。
◆付録「洋学関係資料所在目録」(113件)
◎全国の図書館、博物館、資料館などから洋学関係資料の所在を記し、資料調査の便宜を図る。
人物索引
関連リンク
紹介媒体
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『読売新聞』2021年10月31日付
2021年10月31日
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『週刊 読書人』(2022年1月7日付)
2022年1月7日
岡本隆司
書評
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『史学雑誌』第131編3号(2022年3月)
2022年3月
野澤丈二
新刊紹介
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『日本医史学雑誌』第68巻第3号
2022年9月20日
渡部幹夫
書評