前大阪城天守閣館長渡辺武氏の退職を記念した22名による論文集。豊臣大坂城時代はもちろん、難波宮、大坂(石山)本願寺から現代にいたるまで、多彩な視角から大坂城と都市大阪を考察する。
定価
9,680 円(税込)
本体 8,800円
在庫状況:
残部僅少
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大坂城と城下町
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9,680 円(税込)
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体裁A5判・436頁
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刊行年月2000年12月
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ISBN4784210628
内容
目次
序(内田九州男)
第1章 大坂城とその城下
大阪城研究の歩み (内田九州男)
秀吉の大坂城拡張工事について―文禄三年の惣構普請をめぐって (中村博司)
豊臣氏大坂城惣構南面堀の復原 (積山洋)
大坂城内の大溝 (松尾信裕)
考古学から見た船場の成立と展開 (森毅・豆谷浩之)
豊臣氏大坂城と宇喜多氏岡山城の同笵瓦 (黒田慶一・乗岡実)
徳川幕府の大坂城天守閣再考 (松岡利郎)
[特論]城郭の虚実に関する認識について―絵画資料から読み取れる城郭観の意義 (堀田浩之)
第2章 大坂城下の諸相
小室藩大坂蔵屋敷の変貌 (植松清志・谷直樹)
伝書鳩小攷―競争原理と世間の論理 (伊藤純)
近世中後期大坂町奉行の地域統制について―町続在領(在方)の設定と地域編成 (渡邊忠司)
大塩平八郎の出府と「猟官運動」について (相蘇一弘)
真田山旧陸軍墓地について―西南戦争より前に建てられた墓石 (堀田暁生)
[特論]燈明台に見られる信仰 (前田豊邦)
第3章 難波・難波宮・本願寺
小杉榲邨が描いた難波鼬川出土の刳舟絵図 (辻尾榮市)
難波京―瀬戸内と京のはじまり (木原克司)
寺内町大坂(石山)とその地理的環境 (藤田実)
戦国期大坂の本願寺門徒衆と寺院 (大澤研一)
[特論]「大阪アクロポリス計画」と「遺跡エンジニアリング」 (中尾芳治)
紹介媒体
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城郭史研究21号
2001年
日本城郭史学会誌