神社・神道研究のみならず、地域史・政治史・社会経済史・文化史、さらに文学・芸能・音楽・民俗ほか幅広い分野の研究に資するという視点で神社史料の有効活用・研究の深化普及を目的として結成された神社史料研究会(代表・橋本政宣氏)の研究成果のシリーズ第5巻。古代より近代にいたるまで神社が継承されてきた諸問題について、主に制度史としての視点で論究した珠玉の論文9篇を収録。
定価
8,250 円(税込)
本体 7,500円
在庫状況:
在庫あり
関連書籍
ジンジャケイショウノセイドシ
神社継承の制度史
神社史料研究会叢書Ⅴ
定価
8,250 円(税込)
本体 7,500円
在庫状況:
在庫あり
-
体裁A5判上製・348頁
-
刊行年月2009年05月
-
ISBN978-4-7842-1418-1
内容
目次
はじめに(椙山林繼・宇野日出生)
名神の研究──神明思想の展開──(山本信吉・元奈良国立博物館長)
石清水八幡宮の祭祀と僧俗組織──放生会と安居神事をめぐって──(西 中道・石清水八幡宮禰宜)
若狭彦神社の神仏関係(嵯峨井建・賀茂御祖神社禰宜)
吉田兼右の神道伝授と阿波賀春日社(宮永一美・福井県教育庁文化課文化財保護室主査)
中近世移行期伊勢神宮周辺地域の経済構造──外宮門前町山田と外宮子良館との経済的接点を中心に──(千枝大志・本居宣長記念館研究員)
御棚会神事と賀茂六郷(宇野日出生・京都市歴史資料館統括主任研究員)
近世初期における加賀藩の神社統制──越中の神主触頭の任命をめぐる争論を中心に──(鈴木瑞麿・氷見市教育委員会生涯学習課副主幹)
江戸時代における神職の身分確立への運動──椙山林忠大円寺奧印除き一件──(椙山林繼・國學院大學教授)
葬列としての頭人行列──信州武水別八幡宮の大頭祭夜錬りをめぐって──(福原敏男・日本女子大学教授)
あとがき(橋本政宣・神社史料研究会代表・東京大学名誉教授)
紹介媒体
-
『神道フォーラム』28号
2009年7月15日
新刊紹介
-
『神道フォーラム』29号
2009年9月15日
新刊紹介
-
『悠久』第118号
2009年12月10日
新刊紹介
-
『史学雑誌』第119編第3号
2010年3月20日
鍛代敏雄
新刊紹介