住友の歴史 下巻
定価
1,870 円(税込)
本体 1,700円
在庫状況: 在庫あり

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内容

近世初頭から銅の精錬を業とし、その後金融・貿易などをも手がけ、近代の財閥につながる豪商の一典型である住友の歴史をわかりやすく紹介。
下巻では財閥解体までの近代史を中心に、大阪での文化貢献等にも言及。
連綿と受け継がれる住友精神の源泉がここにある。

目次

 第8章 イエの構成と組織
《コラム》本家をとりまく親類中

 第9章 大名との交際
館入と大名貸/大名貸の展開/対馬藩と朝鮮貿易/《コラム》朝鮮通信使の記憶

 第10章 都市大坂が育んだ住友
奉公人たちのキャリア/大坂本店に隣接する吹所/金融業と借家・新田経営/都市社会の自治と商家/《コラム》住友家と縁の社寺

 第11章 文化と公共への貢献
図書館の開設と大阪の文化的発展/地域への貢献と善行の家/人をつなぐ主家の学芸/奉公人たちの教養/伝来品とコレクション/《コラム》民の力量―寄付の背景―

 第12章 幕末・明治の変革   
近代へのめばえ/日本銅のかげり/幕末の苦難と争乱/維新の危機はどのように克服されたか/総理が生まれたとき/《コラム》変革の時代を見通した『半世物語』と『町人考見録』

 第13章 近代化への対応
別子鉱山のイノベーション/近代家法の制定と家制度の確立/ゆれる経済政策との苦闘/事業方針をめぐる葛藤/近代化と環境対策/《コラム》住友家と東京美術学校

 第14章 世界市場への参入 
別子山の事業から金融・製造部門へ/世界市場をめざした事業展開/合資会社の設立と大大阪の誕生/産銅資本から持株会社へ/軍事統制と自主経営のはざまで/財閥解体と住友グループの発足/《コラム》住友と建築

おわりに

参考文献/住友家系図
住友事業沿革図
社名略称一覧
略年表/表・図・写真一覧
索引



上巻◆目次
はじめに
第1章 創業者の肖像
第2章 東アジアの銅貿易と住友
第3章 火と水と土石とのたたかい
第4章 鉱山都市と積出港市
第5章 銅貿易を支える仕組み
第6章 銅の生産と関連諸産業
第7章 住友の江戸進出 

紹介媒体

  • 『サンデー毎日』10月12日増大号

    2014年9月30日

    紹介

  • 「愛媛新聞」

    2014年11月9日

    紹介

  • 「化学工業日報」

    2014年12月8日

    紹介

  • 『史学研究』広島史学研究会

    2014年12月1日

    紹介

  • 『日本鉱業史研究』No.67 日本鉱業史研究会

    2014年12月31日

    紹介

  • 『経営史学』50巻4号

    2016年3月

    畠山秀樹

    書評

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