著者・編者略歴

(しらさき けんじょう)・・・・
1941年京都・顕岑院に生.京都大学大学院文学研究科修士課程(宗教学仏教学専攻)修了.密教図像学会常任委員.京都花蓮研究会会長.神戸女子大学名誉教授.『蘭室藤村正員年譜考』(思文閣出版,2003年).『藤村庸軒年譜考』(思文閣出版,2009年).『藤村庸軒をめぐる人々』(思文閣出版,2011年).『藤村庸軒流茶書』(思文閣出版,2012年).『茶道望月集』(思文閣出版,2013年)

内容

京都の紫雲山くろ谷金戒光明寺の塔頭顕岑院に、数多く伝えられている庸軒流茶書。それらを翻刻するシリーズの第3弾。
本書は、久田宗全の門弟とされる伊丹の町人、有岡道瑞がみずから参席した茶会から百会をまとめた茶会記。顕岑院本を一会ごと掲げ、各種写本との異同を示し、さらに同時代の茶会記との関係もさぐり、茶会記をひもときながら、人物・道具・飾り・料理などの多彩な世界を明かす。

紹介媒体

  • 「茶華道ニュース」

    2015年9月1日

    紹介

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