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2018年2月、2刷出来
ワショクトケンコウ
和食と健康
和食文化ブックレット④
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体裁A5判並製・96頁
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刊行年月2016年09月
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ISBN978-4-7842-1861-5
著者・編者略歴
わたなべ・ともこ・・・千葉県立保健医療大学教授
つづき・つよし・・・東北大学大学院准教授
内容
世界的にみて、日本人は寿命が長いが、その理由は食生活(特に食事)にあると言われている。
和食はなぜ健康によいのか?
本書では、その秘密を探り、和食と健康について考え、和食を取り入れた健康的な食生活を提案する。
■担当者より■
私たちのまわりには健康情報があふれています。あれを食べるな、これを飲め、どこを揉め、それをせよ...。日本人はどんどん健康になっているようにも思いますが、本書第4章で明らかにされていることは衝撃的です。
各年代の日本食を再現したえさをマウスに与えた実験では、1975年(昭和50)の日本食を食べたマウスが一番「健康」で、それにくらべると、現代日本食を再現したえさを食べたマウスは、明らかに不健康だというのです。
ということは、現在の食生活を続けていくと、日本人はどんどん不健康になっていくのか? それを防ぐには?
そんな疑問がわいてきますが、答えは本書にあります。
個人的には、健康の鍵は、江戸時代に貝原益軒が『養生訓』で述べたシンプルなメッセージに尽きると思っていますが、それもぜひ本書を参照して下さい。
目次
はじめに
一 今日につながる養生の思想
(一)健康とは
(二)古代中国の食事と健康の考え方
(三)養生訓の世界
二 栄養学を取り入れた近代の健康と食
(一)日本の栄養学の発展
(二)日本型食生活の特徴
(三)和食給食と健康
三 現在とこれからの健康と食
―日本型食生活を継承するために
(一)日本の食文化を反映する食品成分表
(二)食事を科学的に考えてみましょう
(三)健康に過ごすための食育の事例
四 日本人の食事の健康度を検証する
(一)健康と食品の機能性研究について
(二)日本人と米国人の食事のちがい
―「米+魚食」 VS「 パン+肉食」―
(三)さまざまな有益性がみられた1975年の食事
―欧米化の善し悪し―
(四)1975年の食事にみられた長寿効果
(五)1975年の食事とPFCバランス
(六)まとめ
紹介媒体
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「食品産業新聞」
2017年6月8日
新刊紹介(8面)
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『日本調理科学会誌』50巻5号
2017年
紹介
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『日本家政学会誌』68巻10号
2017年10月
露久保美夏
書評